お見合いの「料理はしますか?」問題
料理は女性がするもの、という常識はまだまだ根強いですね。
男性から「料理はどんなものを作りますか?」など聞かれると
モヤモヤする女性も少なくありません。
なぜでしょうか。
料理をしない=結婚にはNGという思い込み
男性の理想像に「家に帰ったら笑顔の奥さんと温かい手料理が待っている」という憧れが挙げられます。
・・・というか、誰でもそうあってほしいと思うだろうな・・・
女性だって温かい手料理ができていたら嬉しいもんね。
お見合いで「料理は~」と確かめたい男性に、伝えたいことがあります。
結婚したら、料理はするようになります!
今できなくても、できるようになります!
男性でも女性でも、やるようになります!
なぜならそれが生活だからです。
食べることは生きること。
「温かい手料理が~」は二人の仲を深めながら気持ちを合わせていくことで解決できます。
また料理は技術でもあるので二人の味覚を考えて、お互いが磨いていけばいいのです。
結婚前にできないことがあるのは当たり前。
お見合いや知り合ったばかりで将来性を切ってしまうのはもったいないですよ。
男性と女性、料理に求めるレベルの違い
一人暮らしをしている人なら自炊をしたことがあるのではないでしょうか。
「料理ができる」というのはどのくらいのレベルを指すのか、男女で違いがあるようです。
<一人暮らしで自炊をする人>
1.ほぼ毎日一品料理(カレー、チャーハン、パスタなど)ができる
2.総菜の作り置きができる
3.主菜、副菜、汁物を同時に作れる
(注:さらに買い出しも加わっていますよー)
<実家暮らしで料理をする人>
1.家族全員分の一品料理ができる
2.大皿料理ができる
3.週末に凝った料理をする(おもてなし料理など)
1→3に向かってレベルが高くなっていますよね。
さて、どの段階を当たり前と思でしょうか?
あえて一人暮らしと実家暮らしを分けて書きました。
なぜなら買い出しや家計の関係で、一人暮らしの方がハードルが高いんですね(私も経験しました)。
男性なら1.ができると「俺、わりと料理する方だよ」と思いがち。
でも女性には2.ぐらいはできてほしいと思っている。
対して女性は1.ができても「料理できますって言いずらい・・・」ようです。
男性には1.でもOKと思うようなんですけどね。
みなさんの考えはいかがですか?
男子厨房に入らず。の解釈
なんだか全体的に女性にプレッシャーがかかっていますよね。
お見合いで「料理はしますか(何を作りますか)?」と聞かれる女性の本音は・・・
「やるよ。料理するよ。でもさ、会ったばっかりで家事力で値踏み?あなたはどうなのよ?」
「私にばっかり家事を任せる気だ。私も仕事してるのに」
・・・たくさんあるでしょうから、女性の皆さん教えてください((+_+))
奥さんに手料理を作ってもらいたい気持ちはよーーーーくわかりますよ。
もちろん旦那さんに手料理を美味しく食べてもらいたい女性も多くいます!
でも、初めから暗に「メインで料理をするのは妻」と言われると・・マイナスな印象を与えてしまうかもですよ。
「男子厨房に入らず」を、ささやかに心の奥底に置いている男性にそっと教えたい。
それは・・・
男子厨房に入らず = 出されたものは黙って食べる
男性でも女性でも、キッチンを人に任せたのならば美味しくいただきましょう!
結婚生活は二人で作っていくものです。
まだまだ分からないこともあるし、できないことも多いでしょう。
相手に求めるだけでなく、二人で工夫しながら生活することで絆も愛情も深まっていくと思います♪
最後までお読みくださりありがとうございました。
婚活カウンセラー 渡辺紀子
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